【いまある在庫が狙い目!】今の時期に購入をご検討されている方は今ある在庫がおすすめです。

こんにちは。いつも当社ホームページをご覧頂き誠に有難うございます。今日は今の不動産流通市場の状況から考える【狙い目】の物件とその理由についてお話したいと思います。

いま住宅購入をお考えになっている方は、コロナが終息しないし不動産価格は今後下がると思っている方が多いと思います。少し前だとオリンピックが終わったら不動産は下がると思っていた方は大多数だったと思います。私もそう思っていました。

オリンピックに関しては始まる前から、オリンピックが終わっても不動産価格は下がらない、下がる合理的な理由がない事が判明しておりましたが、コロナにおいては1割~2割ダウン、そこから1年以上は回復しないだろうと考えておりました。

しかし、今年の5月ゴールデンウィークあたりから、今日まで不動産流通市場は絶好調、当社の地元江東区だけでなく1都3県のほかリゾート地まで爆売れしております。

ここから本日のテーマ「今ある在庫が狙い目」の理由となります。

当社では不動産仲介をメインにしており、不動産の流通状況を常にチェックしているのですが、これだけ売れていれば当然不動産価格が上がっていくのは必然であります。「価格が上がって、流通が停滞し、価格が下がり、流通が活発になってを繰り返す」のが市場の原理、長いスパンで見るとすこしづつインフレして物価が上がっていくのが経済の原理もあります。(デフレ感が払しょくできないいまの日本では考えづらいかもですが。。。)

もうひとつ、当社では不動産買取り買取り事業も行っているのですが、競合他社の買取り価格が高騰しております。コロナショックのときには、「買取りストップ」「買取りするにしてもより低い価格で」といった状況だったのですが、その時期に「仕入れができていない」、「ゴールデンウィーク以降に在庫物件が飛ぶように売れている」、「売り物件が少なすぎる」といった理由から、少ない物件に数多くの業者が殺到し買取価格の高騰という現象がおきております。

当社もぎりぎりまで利益率を抑えつつ高い買値を提示するのですが、当社の買値を10%前後上回って成約しているのが現状です。ということは、これまで4,000万円前後で販売されていたリノベーション物件は200万円から300万円高く販売されることになります。※当社で確認したリノベーション済みの在庫物件では、一旦販売を取り下げて、販売価格を上げて再度売り出している物件が2件ありました。

以上のことから、これから売りに出る物件は、普通の中古物件は売出価格が上がり、リノベーション業者が販売する物件の価格も高くなることがわかります。

とはいえ、既出ではありますが、「価格が上がって、流通が停滞し、価格が下がり、流通が活発になってを繰り返す」と申し上げた通り、流通が停滞する局面をいつかは迎えるとは思います。

しかし、この15年間だけを見てもリーマンショック、3.11など大きな社会情勢の変動がない限り価格が下がったことはなく、そのような事象が起きても1年経てばもとの価格に戻り、さらに価格が上がるといった現象を繰り返しているのが現状です。

ということは、この時期に不動産購入を検討しているのであれば、先々出てくるかもしれないし出てこないかもしれない「良い物件」は間違いなく今より「価格が高い」、「下がるときはあるかも知れないがいつになるか分からない」「大きな社会情勢の変動があって価格が下がったとしてもそれはいつになるか分からない」となります。

であれば、それを待つよりも、いま目の前に良い物件があるのでしたら、いまの価格で迷うことなく購入してしまった方が良いという事になります。「いつか不動産価格が下がるまで待てる方」「不動産価格が下がるような社会情勢の時にでも購入できるステータスの方」は別ですが、そのときまで払う家賃の総額・そのときの年齢・その時の状態を考慮したらやはり「いま」だと思いませんか?


ちなみに、不動産屋さんの私がお話ししたら、いついかなるときも「いま」という理屈をつけたお話になるというオチでもありました。以上、最後まで読んで頂き誠に有難うございました(≧▽≦)!

記事の更新日:2020/11/27

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